2021年10月発行Vol.6
飯南町森林セラピーに日頃からご支援いただき、本当にありがとうございます。7月の豪雨災害から煮え切らない天候が続き、カラッとした夏は数えるほどでした。そうするうちに朝夕も涼しく一気に秋の気配を感じる今日この頃です。今年も多くの方にお申し込みいただいたシャワークライミングを始め、”今”の飯南町ふるさとの森をお届けします。
1、7/12(月)豪雨災害の影響 今年はいつもより早く訪れた梅雨。
森の草木たちは恵みの雨にとても気持ちよさそうに葉を伸ばしていました。
そして7/12(月)。
島根県にも線状降水帯が発生し、多くの雨が降りました。飯南町にも避難レベル最高の”5″緊急安全確保が発令され、とても不安な数日でした。
多くの爪痕を残した豪雨災害はもれなく飯南町ふるさとの森にも。。。
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森へ向かう道中の車道です。
あまりの雨量に川の水は増水、勢いを増し、カーブがある場所は見事にえぐられました。現在も片側通行となっています。
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森のホテルもりのす裏の小田川です。
以前と川の形が全くと言って良いほど変わってしましました。
全体を通して浅瀬だった場所は岩や砂利の部分と川でハッキリと分かれ、所によっては青みが目立つほど深みができました。
ヤマメを始めとした川の生き物たちは大丈夫だったでしょうか?
現在はある程度整備が進み、浅瀬も戻ってきました。
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幸い、セラピーロードには大きな被害は無く(それでも折角敷いたウッドチップはずいぶん流れました)、早急に安全確認を行っていただいたので現在はご案内できる状況です。
自然の猛威を思い知らされたこの数か月間。
再び森をご案内できる様、準備を整えてお待ちしています。
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2、森林セラピー受付状況
全国知事会からの「県をまたぐ移動の原則中止」要請を受け、飯南町森林セラピーでは島根県民のみを対象とさせて頂いておりましたが、9/27(月)の県からの方針発表に伴い、受付について通常対応に戻すことと致しました。 森の天然の癒し成分”フィトンチッド”には免疫機能を高める効果もあり、是非皆様に森に足を運んで頂ける様願っております。
詳しくは下記をご覧ください。
■島根県(新型コロナウィルス感染症に関する情報)※9/27更新
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3、森林セラピー動画紹介
森林セラピー関連の動画をご紹介します!
■2021.5.4 Go to Forest! 全国の森で一緒に歩こう!
今年の「みどりの日」に全国31地域374名参加で「森に親しむ」イベントを実施いたしました。飯南町では”ハンモックに寝るだけ”というある種贅沢な内容で実施し、このほどまとめ動画が出来上がりました。
※飯南町部分:4:05、6:23
■POLA美肌ウェルネスツアー
美肌県しまねとPOLA・ANAで計画している「美肌ウェルネスツーリズム」についてイメージ動画が完成しました。今後は森林セラピーや森のホテルもりのすを絡めたツアー造成を計画中です。
※飯南町部分:0:25
動画(YouTube):https://www.youtube.com/watch?v=pyLMuCCPmw8
内容動画(YouTube):https://www.youtube.com/watch?v=Vvh2WXHKrJY
■雲南広域連合 ケーブルテレビ
雲南広域連合が企画するうんなんエリア(雲南市・奥出雲町・飯南町)の紹介動画Vol.3が完成しました。ケーブルテレビのエリア網を使い、県内外55局(200万世帯以上)への配信となっています。 特にFDAの関係で静岡・宮城のケーブルテレビでは重点的に放送されています。
※飯南町部分:全編
動画(YouTube):https://youtu.be/jz5B20W6ifQ
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4、新メンバー!地域おこし協力隊 那須野君
(一社)飯南町観光協会に新たに地域おこし協力隊・那須野 昌君が加わりました。森林セラピーをはじめシャワークライミング、登山など野外アクティビティ全般の現場、企画・運営のサポートを行っていただきます。
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飯南町森林セラピー森の便りを読んで下さっている皆様、初めまして。
この度、地域おこし協力隊として飯南観光協会で勤務させて頂くことになりました、那須野 昌(なすの しょう)と申します。
次回以降のメルマガで、「都会者、森から知る。」 コンクリートジャングル東京から来た私の視点で、森の魅力を発信させて頂くことになりました!
今回は簡単に、私のプロフィールについて紹介させて頂きます。
プロフィール 名前:那須野 昌 生年月日:1997年5月13日 出身地:東京 趣味:旅、ゴルフ、フィルムカメラ 特技:野球(ベンチウォーマー) 好きな食べ物:パンケーキ |
5、シャワークライミング 無事終了!
今年は長雨の影響や緊急事態宣言もあり、思うように実施できませんでしたが、それでも約170名の方に中山間地の源流を楽しんで頂きました!
今回はその中のベストショットを何枚かご紹介します♪
また、「山陰の知恵と恵みにスポットライトを」をコンセプトにお届けするサイトに飯南町シャワークライミングを紹介いただきました!
また来年のお越しをお待ちしております。
■出雲テラス
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6、セラピー号ラストラン!
飯南町が森林セラピー事業を開始した平成17年当時から長らく活用してきたパッケージ車が、このほど勇退いたしました。どこを走っても目立つカラーリングに、たくさんの会話が弾んだのが懐かしいです。
ラストランで訪れたのは最も活躍した”飯南町ふるさとの森”へ。
お疲れさまでした。
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7、 道の駅頓原 レストランやまなみのクロモジチップス
道の駅頓原のレストランやまなみでは、事前注文ではありますがクロモジチップスを購入することが出来ます!一枚一枚丁寧に削られたチップスにふんだんに飯南町産クロモジが振りかけられ、爽やかな香りを楽しむことが出来ます。森の散策のおともにいかがですか?
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8、 秋のセラピーガイドレベルアップ講座
セラピーガイドと飯南町森の案内人の会合同の「ふるさとの森を知ろう(秋)」を開催しました。レベルアップ講座は定期的に行っているもので、今回は秋のふるさとの森の植物について勉強しました。
森の案内人会会長の安原先生を講師に招き、約3時間かけて散策を行いましたが、今年は夏の長雨の影響か、普段は少ないきのこ類が非常に多く、学ぶ機会の少ない対象に会の垣根を越えて情報交換も行え、非常に有意義な時間となりました。また、 講座に先立ちそば打ち交流会も実施。飯南町産のそば粉を使い親睦を深めました。 |
9、 赤名小学校 森林セラピー出前授業
赤名小学校5年生11名に対し、森林セラピー学習を実施しました。座学と実地の2回に分けて行い、1回目の座学では飯南町森林セラピーの成り立ちや実際の体験映像、森の植物を使った五感に則した森林セラピー体験を行いました。 中でも”はがきの木”としても有名な「タラヨウ」の葉っぱとクロモジの枝ペンを使った文字書きには子供たちもびっくり!かなりくっきりと文字が浮かび上がる様子に「視覚」「触覚」で森を感じてもらいました。2回目の実地では秋を迎えた森林セラピーロードを散策しながら、紅葉の葉っぱを拾ったり、 植物の香りを確かめたりハンモックやシートを敷いて森の空気をいっぱいに吸い込んで頂きました。
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☆★☆森の小窓☆★☆
毎回、その時期ごとの森の様子をお届けする「森の小窓」。
今回の森の小窓は、秋の山野草をご紹介します。
まずはこちら。
飯南町ふるさとの森の秋のお楽しみ「ツリフネソウ」です。
淡い紫色の花で川沿いや湿地など水気のあるところを好みます。
その名の通り、細い軸にぶら下がる形で花を付けます。
種が特徴的で、熟すと僅かな衝撃で弾け飛びます。外国原産のホウセンカと同じ原理で接触反応により遠くへ種を飛ばします。
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続いては秋の味覚「サルナシ」です。
今年も多く実を付け、動物達との取り合いが始まります。
サルナシは小さなキウイフルーツの様で、先日ガイドさんに聞くと中国原産の物が品種改良の為、オーストラリアに持ち込まれ、そこで現地の飛べない鳥”キウイ”に形が似ていることから「キウイフルーツ」と名付けられたそうです。
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そして最後は「キクバヤマボクチ」。
こちらもその名の通り「菊の葉に似た、山に生える、火口(ホクチ)」。
火口(ホクチ)とは、火打石などの火花を点火させる素材の事を指し、昔は晩秋のキクバヤマボクチの綿を集めて使っていたそうです。
春先の新芽は山菜にもなり、ヨモギと同じ用法で餅に入れたものを「ほうこう餅」と呼び粘りが強く美味だそうです。
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【編集・発行】(一社)飯南町観光協会 森林セラピー担当(伊藤)
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