10/26（木）～27（金）に高知県・梼原町にて第11回森林セラピー基地中四国ブロック合同研修会が開催されました。この研修会は中四国地方のセラピー基地が持ち回りで開催しているもので、令和元年に飯南町で第10回大会が開催されてから、コロナの影響もあり久々の開催となりました。

中国山地の濃霧を抜けると、見渡す限りの快晴！
普段山の中ばかりなので、海が恋しい？

道中の道草を楽しみつつ、無事に高知県・梼原町に到着！
まずは腹ごしらえです。

「雲のうえ食堂」さんで、名物“イタンポうどん”とアユの塩焼きを。
“イタンポ”とは山菜のイタドリのこと。
麺はほんのり緑色、ヨモギのような風味がありました。

いよいよ開会です。全体挨拶を済ませたのち、早速セラピーロードに繰り出します。
今回は久保谷セラピーロードを現地ガイドとともに散策しました。
見事な清流に沿ってロードが展開されており、透明度の高さから水中のアマゴの群れが見えるほど。 

山間の田んぼに水を引く水路も並行しており、ところどころにカバーがなされ道幅を確保してありました。

当然、車の音などの人工音は皆無で、川のせせらぎを楽しみながらゆったりとしたガイドが心地よかったです。

セラピーから戻ると毎度お楽しみの懇親会　笑

高知名物の“皿鉢（さわち）料理”に舌鼓を打ちつつ、各基地の自己紹介。それぞれの基地の持ち寄りの名物やお土産も披露され、楽しい夜が更けていくのでありました。

今回お世話になったのは民泊施設の「農家民宿かわい　ゆうちゃんち」。 山間の奥まった集落からの朝日はとっても綺麗でした。 心がほっこりするような朝食を頂き、お話を聞くと海外からもお客様がお越しになるのだそう。「言葉は大丈夫ですか？」と聞くと、「最近は便利な機械もあるし、大概は身振り手振りで大丈夫よ～」との事。いやはやたくましい。

2日目は梼原町にゆかりの深い、建築家・隈研吾さんの手がけた建造物巡り。

飯南町と変わらないような中山間地域にこれだけ立派な建築物があるのには驚きました。建築美を求めて欧州からのお客様も多いんだとか。

最後には次回（R6年）開催地の岡山県・新庄村へ盾の譲渡が行われました。全国のセラピー基地の中でも群を抜いて連携の強い中四国ブロック。それぞれの基地の良さがあるので、お客様に合った紹介ができる様、こうした研修会はとても大切な機会となります。事前の準備から、当日のご対応まで、高知県・梼原町の皆様、ありがとうございました！