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こちらはキキョウ科の多年草、「ホタルブクロ」です。
チョウチンバナ、ツリガネソウ、アメフリバナ等の特徴をとらえた別名が多く、梅雨時期にコロンと可愛い花を咲かせてくれます。
花は食用になるそうで、 ホワイトリカーに浸けて“花酒”にする地域もあるそうです。

続いては「ヤマジノホトトギス」。
実はたくさん株を見つけていて、咲くのを心待ちにしていました。
花の紫色の斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることが名前の由来だそうです。

続いては一風変わったものです。
この時期セラピーロードを歩いていると足元に何やらマッチ棒の様な突起が出ていることに気づきます。気になったので掘ってみると・・・そこにはカメムシの亡骸が！
調べてみると、 その名の通りの「カメムシタケ」と言う冬虫夏草の一種でした。生きているうちに菌が入り込み、宿主が死ぬと栄養を吸って育つそうです。“風の谷のナウシカに出てくる腐海みたいだ～”と一人テンションが上がるのでした。

そして最後にお届けするのは「オニノヤガラ」です。
私も見るのは初めてで、ロード内に1株だけ確認しました。
山地の樹林下に生え、ナラタケと共生する無葉ランだそうです。
生薬名は“天麻”と言うそうで、 頭痛やめまいに効能があるそうで、名前の由来は鬼が用いる弓矢の柄からきていると言われています。

長らく森を歩いていますが、未だに新しい発見があります。
自然はたくさんの事を教えてくれますね。