飯南町の春を思いっきり楽しむ
冬が長い飯南町では、春を迎える喜びもことさら大きく感じられます。
草木が芽吹き、農作業がはじまる飯南の春は、山菜もたくさん採れ、おいしいものや見どころがいっぱいです。
張戸お大師桜
頓原の奥畑にあるヤマザクラ。樹齢推定300年。樹周3.7m。周囲の田んぼに水がはられると、水面に映った逆さ桜が現れます。
祝原の桜
下来島の祝原にある樹齢400年のエドヒガン。樹周4.9m、樹高16m。国道184号線から神戸川沿いに少し入った道沿いに見られます。町指定天然記念物。
爽やかな風に吹かれる飯南町の夏
飯南町の夏は比較的涼しく過ごしやすい気候。初夏の新緑で町中が鮮やかな緑に染まります。
お盆には帰省客も多く、各地区では盆踊りが開催されます。
町内全域のホタル
6月下旬から7月中旬、町内各地で乱舞するホタル。日本海に流れる川の源流を有し、清流が流れる飯南町は、ホタルにとっても住み良い場所です。
赤名湿地のハッチョウトンボ
初夏6月中旬から7月中旬にかけて、赤名湿地で見られる幻のトンボ「ハッチョウトンボ」。体長1~2センチの小さな小さなトンボです。
見どころいっぱい!飯南町の秋
稲刈りで忙しくなる収穫の秋。稲刈りが一段落すると、各地区で収穫祭や秋まつりが行われます。町中に見られる紅葉も目を楽しませてくれます。
琴引山
出雲国風土記の「飯石郡の山」の条に記述される霊山。所造天下大神(あめのしたつくらしおおかみ)またの名を大国主大神が弾いた御琴が眠るという言い伝えや、弥山(みせん)と呼ばれていた事からも、古来より信仰を集め、重要な存在であった山。山頂付近には『琴弾山神社』という神社があり、巨石に挟まれた参道は「産道」を表しているとされ、安産や乳幼児の病に霊験あらたかとされている。毎年9月23日のお祭りには、子供の健やかな成長を願う参拝者が大勢訪れます。また、中腹に鎮座する大神岩や360°中国山地を見渡せる頂上など、こじんまりしんがらも見所が多く家族そろってお楽しみいただける霊峰です。<標高1014m>
県民の森赤来地区:琴引山ゾーン登山マップ
大万木山
島根県と広島県との県境に並ぶ中国山地脊梁部の1,200mを超える山のひとつで、出雲国風土記には、斐伊川の支流三刀屋川の源流「多加山」と記されています。多くの動植物の生命が営まれていると言われ、春夏秋冬それぞれに素晴らしい景色を楽しむことができます。
山頂付近のブナの天然林は特に美しく、秋には黄葉・紅葉し、足元は落葉でふかふか。地元ではタコブナとも呼ばれる山頂の大ブナは荘厳な佇まいで圧巻です。<標高1218m>
登山マップ
東三瓶フラワーバレーのコスモス
100万本のコスモスが咲き乱れる志津見地区。満開を迎える10月中旬にはコスモス祭が開かれ、たくさんの人でにぎわいます。
県民の森の紅葉
森のホテルもりのす周辺に広がる「県民の森」には、赤や黄色の紅葉が美しく広がります。琴引山や大万木山にも多くの登山客が訪れます。
レジャーに最適!楽しさいっぱい飯南町の冬
標高が高い飯南町は中国地方有数の豪雪地帯。12月から3月頃にかけて町は雪に覆われます。12月にはスキー場もオープン。冬の飯南町も楽しさがいっぱいです。
琴引フォレストパークスキー場
上級者から初心者まで楽しめるスキー場は県外からの行楽客も多く訪れます。国道54号線からすぐの立地はアクセスもよく、気軽に楽しめるスキー場です。
良質な温泉
三瓶山の麓である飯南町は泉質のよい温泉に恵まれています。頓原ラムネ銀泉や加田の湯、光明神々温泉などにつかれば、体の芯までぽかぽかになります。